レガシーのデッキは、組むのにお金がかかるということは今更言及するまでもなく、僕みたいな貧乏新規参入者は、いかに安くて強いデッキを組むかということについて悩まされます。

特に土地は一番の問題です。今やデュアルランドはほぼすべてが一万超え、アンシーに至っては安くても三万以上します。フェッチランドも再録されましたが物によっては今や一万に届かんとしてます。
これらのことから、貧乏新規は多色のデッキを避け、単色にするか、デュアランに頼らない多色、土地なしのデッキを組むようになります。僕が青単であるハイタイドを組んだのもひとえに土地を買うお金がないからということに尽きます。

しかし、いざ単色を組むといっても、そこは青単。MTGで最もお金のかかる色で組むわけですから一筋縄ではいきません。
青いデッキを組む以上、単色といえど青絡みのフェッチは必要ですし、FoWは青ならば必ず入ると言っていい程です。僕の場合幸運にも安く譲ってくださる方がいたので何とかなりましたが、もし見つからなければ僕は今でもハイタイドを組みあぐねていたことでしょう。

さて、ようやく本題に入っていきます。
上記のことから、僕がハイタイドを組むにあたって最も心血注いだのは、「いかに高いパーツを避けて代用のパーツで回るようにするか」です。

僕のデッキに高いという理由から採用されていないカードはこちらです。
・狼狽の嵐
・Candelabra of Tawnos

それらの代わりの枠に入れているもしくは入る可能性のあるカードはこちらです。
・対抗呪文
・白鳥の歌
・払拭
・呪文貫き
・精神壊しの罠
・あと戻りの映像
・精神力

以下私見
「狼狽の嵐」
長所
・1マナのカウンター
・ストーム付きのため対コンボ、対ストーム、打消し合いに強い
短所
・不確定カウンター
・対象が限定されている
・アーティファクトを打ち消せない
・高い

最低でもストームが1あるので呪文貫きと同等の働きをしてくれるので弱いわけがない。罠と比べても、確実性こそ劣るものの、ほぼ同格の性能。ただ罠は打ち消されない呪文やクリーチャーにも対処できるので代用というよりはメタ次第でサイドから持って来るのが正直ベスト。対抗呪文は確実性、無差別性から、状況によっては嵐よりも強い。しかし、ストームにはどうしようもなく、2マナなため打てない時があるのがネック。白鳥の歌や払拭は完全にコンボ妨害対策用1マナカウンターです。どれもあくまで代用止まりですね。でもチャリスやアメとげ、三球が怖い場合は呪文貫きを採用した方がいいですね。僕はそうしてます。


「Candelabra of Tawnos」
長所
・ほぞ
・ハイタイドを一度でも打てば十分仕事をし始める
・らせんを打っても残る
短所
・流用しづらい
・高い
・青くない

ハイタイドのパーツの中で最も高いカード。強いけど流用しづらいのに高いカード。とはいっても土地を立たせる為だけなら転換があるし、精神力でもできる。が、燭台と組み合わせるともっと強い。あと戻りの映像は序盤でも終盤でもマナ加速できるしFoWのエサにもなる。が、燭台はもっと強い。




結論:下手に代用するより金ためて本来のパーツ買って入れた方が強い。



結局そこに行きつくわけですねー。考えれば考えるほど代用よりも正規の方が強い現実に打ちのめされます。
しかし、強がりですが、足りないパーツを代用しようと試行錯誤して、いろんなカードを入れることで一つのアーキタイプのデッキに自分の色が出るとも思うわけです。MTGも発売から20年を超え、ますます人気が高まっています。これから出るパックに正規パーツを超えるカードが出ないとは限りません。ですので、これからも代用パーツを探すことはやめず、精進していこうと思います。


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